プレスリリース

2021年3月3日

医療法人士正会

 

医療法人士正会(本部:愛知県名古屋市、理事長:増井利彦)は2021年2月に名古屋大学大学院情報学研究科の小川明子准教授および同研究室外国人特別研究員のSarah Wagner氏との共同研究を開始しました。

 

提携の背景

医療法人士正会は介護事業として有料老人ホーム「グラード」を運営しております。最近の新型コロナウイルス感染症流行に伴うご利用者様の外出制限、家族との面会制限により、ご利用者様のQOL(生活の質)が低下することが懸念されております。

そこで、名古屋大学の小川准教授およびWagner氏がこれまで行ってきた、メディアを用いたコミュニケーションやワークショップを推進し、感染症流行の有無に関わらず、高齢者施設における快適な生活に必要なツール開発のための共同研究を開始いたしました。

 

今回のワークショップ

これまで小川研究室では、メディアを用いたコミュニケーションおよびワークショップの開発に取り組んでまいりました。とりわけカナダから訪日している研究員のWagner氏は、高齢者のメディア・コミュニケーションについて研究を行なっており、今回、同研究室では、コロナ禍でフレイルが心配される状況下で、高齢者のQOLの向上を目指す、オンライン・ワークショップ(https://mediaconte.net/)の開発を行っています。

今回は入居者様が歩んでこられた歴史と今を、名古屋大学の大学院生(中国からの留学生)がオンライン(zoom)で聞き取り、それをご本人の写真と声で映像化するデジタル・ストーリーを制作し、他の入居者様や介護担当者、ご家族様に見ていただきます。今回、当施設からは、戦後、公害訴訟や貧困者向けの医療に携わった元医師の方のストーリー映像を制作しています。ご家族や他の入居者様にとっても、ご本人の歩まれた道のりを改めて認識する機会となることを願っております。

さらに出来上がった作品を、カナダ・ヴィクトリアの高齢者施設に入居中のカナダ人と互いに視聴しあい、交流を深めるという企画です。これまでにもオンラインでの家族との交流は各地で行われておりますが、最先端のITCを駆使しながら、さらに高齢者施設に入居中の高齢者らが国境をこえて自らの状況を語り合い、振り返るという企画は見当たらないのではないかと思われます。カナダからは、パーキンソンを患った方(日本在住経験あり)の物語や高齢者施設で新たな「愛」を見つけた方のストーリーが届きました。

 

日程

2月26日10:00-  zoomでの最終インタビュー

3月9日 9:00-  施設での上映会

カナダとの交流会

デジタル・ストーリーテリングとは

メディア・コンテ 参照 https://mediaconte.net/

 

私たちの目指す未来

コミュニケーションという人間がこれまで歩んできた「伝達手段」としての役割と、コミュニケーションによる心理学的「癒し」、そしてコンテンツが完成した時の「達成感」を関係者が共有し、ワークショップを通じてご利用者様だけでなくご家族そして施設スタッフが共にQOLの向上を目指し、充実した生活が送れることを期待します。

 

<法人概要>

法人名:医療法人士正会

事業内容:介護事業(有料老人ホーム運営3施設)

医療事業(クリニック運営6施設)

設立:平成20年11月14日

代表者:増井 利彦

 

法人(グラード)URL:https://www.grado.jp/

 

共同研究を通じた医療法人士正会の提供する価値について

医療法人士正会が運営する有料老人ホーム「グラード」では、新型コロナウイルス感染症流行当初からLINEを用いたご利用者とその家族との面会を実施してきました。今後、新型コロナウイルスのような感染症が流行しても、ご利用者様がより快適な生活を送っていただくためのサービスを開発し、それらの情報・サービスを皆様にご提供していきます。

 

<事業に関するお問い合わせ>

医療法人士正会 グラード栄東

連絡先:052-238-0322

 

<報道に関するお問い合わせ>

医療法人士正会 経営企画本部 担当:神保

E-mail:jinbo@k-sou.net